今回のテーマは貝。ぐるめ亭のメニューでも沢山の貝メニューがあります。貝は様々な食べ方で食べることができる万能食材だと思います。貝は縄文時代、弥生時代にも食べられていたほど貝を食べる文化は古くからありました。そこで今回は貝にどのような種類があるのか?旬は何時ごろなのか?どのような栄養があるのか?そして、ぐるめ亭は寿司屋なので寿司でおすすめしたい貝をご紹介していきたいと思います。
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1. 貝の種類
まずは食用できる主要の貝をご紹介してみたいと思います。
赤貝、 赤西貝、 アサリ、 カラス貝、黒アワビ、サザエ、シジミ、タイラギ、ツブ貝、とこぶし、トリ貝、ナミ貝、バイ貝、バカ貝、ハマグリ、ホタテ貝、ホッキ貝、ホンビノス貝、真牡蠣、マテ貝、ムラサキイ貝、ムール貝、ヤコウ貝、ヤツシロ貝とこれ以外にもあります。多くの貝が食用として食べられるのですね。
2. 貝の旬は?
上記のように多くの種類がある貝ですが、ここではぐるめ亭でお出ししている貝類のメニューに絞って旬をご紹介していきたいと思います。この旬については、近年では流通技術の向上と養殖技術の向上のおかげで年間通して食べられるようになりましたが、やはり貝それぞれに旬というものはありますので一般的な旬をお伝えしていきたいと思います。
ツブ貝
ツブ貝の旬は夏ごろから春先にかけて出荷量が多くなります。
黒ミル貝
黒ミル貝の旬は秋から春先に出荷量が多くなります。
石垣貝
石垣貝の旬は6月頃から9月頃に出荷が多くなります。
赤貝
赤貝の旬は夏ごろになります。
帆立
帆立は冬が産卵期前で身が大きく栄養価も高くなり美味しくなります。
北寄貝の旬は夏場の時期に禁漁になるので冬から春にかけて旬の時期となります。
サザエ
サザエは春から初夏にかけてが、産卵期前で美味しく食べられると言われています。
3. 栄養価は?
2の項目で説明しましたそれぞれの貝類の栄養価などはどうでしょうか?説明していきたいと思います。
ツブ貝
ツブ貝には亜鉛、コラーゲン、ビタミンB12、亜鉛、タンパク質、脂質、カリウム、タウリンなどが含まれています。カロリーも低くタウリンはご存知の方も多いと思いますが疲労回復にも良いとされています。亜鉛は抗酸化作用や免疫力向上にも効果があるとされています。
黒ミル貝
黒ミル貝はタンパク質、ビタミン12、ミネラルも豊富に含まれています。動物性タンパク質ですが魚介類全体に言えることですが、牛肉などと違い脂質が少ないので健康を考えても効率的にタンパク質を摂取できると思います。
石垣貝
石垣貝もタンパク質が含まれていて低カロリーです。
赤貝
赤貝はタンパク質にビタミン12、鉄分が含まれています。ビタミン12は貧血などにも良いとされています。
帆立
帆立はタンパク質が含まれており低カロリーでタウリンも含まれていますので疲労回復などに良いとされています。その他にも亜鉛、鉄分、グリシン、イノシン酸、アラニンなど栄養素が多く含まれています。
北寄貝
北寄貝はビタミン12、タウリンや、カルシウム・マグネシウム・鉄分などのミネラルも多く含まれています。
サザエ
サザエはタンパク質に低カロリーでビタミンB1、タウリンなどを含んでいます。
このように貝類は、種類により成分の多少はありますが、基本的に高タンパク低カロリーでミネラル成分にタウリンや鉄分と人間の体に良い影響を与えてくれる成分が多いです。DHA・ EPAなどが含まれている魚などと一緒に食べることで栄養も充分に摂取できます。最近では調理の面倒や骨などが嫌だなどの理由で食卓に魚介類が食卓に並ぶ機会が減少していると言われています。普段からもう少し魚介類を食べる習慣が増えれば健康な食習慣が実現できるかもしれません。