今回は、寿司ネタでも根強い人気の貝。焼いた入り、刺身で食べたり、お鍋に入れたりといろいろな調理法で食べられる貝は、とにかくファンが多いです。そして、いろいろな種類の貝を食べられます。磯の風味や食感が一度、食べると止まらないのが貝の魅力です。その中で今回は「北寄貝」を取り上げたいと思います。北日本で獲れる北寄貝ですがこれからが美味しく食べられる時期です。そんな北寄貝のことについて説明していきたいと思います。
北寄貝は正式名称ではなかった?
北寄貝は生物学上では、和名でウバガイ(姥貝)と呼びます。分類としては、バカガイ科ウバガイ属ウバガイ。生物学的にはバカガイの仲間でもあるようです。では、どうして北寄貝と呼ばれるのでしょうか?ホッキ貝と表記されているところもありますが、漢字で書くと「北寄貝」です。漢字を見ると一目瞭然で、北寄りで獲れる貝だから北寄貝と呼ばれているそうです。北寄貝は北日本で獲れる貝なのでそのように呼ばれているということです。
北寄貝は北の海で獲れて食べられるまでに数年かかる?
上記でもご説明した通り北日本で獲れます。福島県の相馬、青森県の三沢など本州ではこのあたりで獲れます。そして漁獲量が最も多いのは、北海道です。北海道でもいくつかの地域で漁獲されていますが、その中でも苫小牧が日本で一番、漁獲量が多いそうです。海水が冷たくて浅瀬の砂の中に生息しています。食べごろの大きさは8㎝から大きいもので10㎝弱になりますが、その大きさになるまでに5年から大きいサイズですとそれ以上の年月を要します。寿命も30年ととても長いです。
北寄貝は体力回復に欠かせない栄養素が豊富!
北寄貝の栄養素には、タウリン、グリシン、アラニンという体力の回復には欠かせないアミノ酸物質を多く含んでいます。カルシウム、マグネシウム、鉄分や養蚕なども含まれています。魚介類のすべてに言えることですが、魚介類は本当に健康に良い成分が多く含まれていますね!
北寄貝の旬は漁獲が解禁になる季節?
そんな北寄貝の旬は、いつ頃なのでしょうか?北寄貝は資源保護をしながら漁獲をされるので漁協ごとに若干違いますが、初夏から夏にかけて産卵期になりその時期は、禁漁になっています。ですから夏の終わりごろから春にかけて漁獲されています。まさにこの時期から漁獲が始まり食べられる季節なのです。
北寄貝の食べ方は寿司で食べたり焼いて食べたり…
北寄貝の食べ方ですが寿司や刺身、焼くなど食べ方があります。焼いて食べるときは、醤油を少し垂らして香ばしさと食感のバランスが美味しいです。風味と程よい歯ごたえの良さが貝好きには、堪らないのではないでしょうか?一方、寿司や刺身で食べる場合は鮮度が命です!新鮮なアミノ酸が豊富な北寄貝は濃厚な旨味が特徴で、シャキシャキとした食感と噛むほどにあふれてくる甘味と旨味のバランスが楽しめます。
北寄貝おすすめで食べるおすすめのお寿司
ぐるめ亭では、新鮮な北寄貝をおすすめしております。これからが旬の北寄貝をぜひお召し上がりください。
北海道から航空便で店舗に直送される北海道産の「活ほっき貝」
北寄貝というと通常は赤い部分がありますが、あの赤い色は茹でるとなります。ぐるめ亭の「活ほっき貝」の写真をご覧ください。とり貝のように黒っぽくなっていると思います。これは直送で店舗に届けられた北寄貝だからこそお出しできるのです。新鮮な「活ほっき貝」をご堪能下さい。
ぐるめ特製九州醤油をたらして炙った「炙りほっき貝」
ぐるめ亭は美味さを追求しています。北寄貝を茹でずに炙るという手法でお客様にお召し上がりいただきたいと思います。甘みのある九州醤油をたらして炙ると…想像しただけで香ばしさを感じられます。香ばしさ満点の「炙りほっき貝」ご賞味ください!