梅雨はジメジメして嫌いという方も少なくないと思います。雨で足元が悪く濡れる、湿気で髪の毛がゴワゴワする、食べ物でいえば食あたりなどの危険もあります。しかし、こんな梅雨の時期に美味しく食べられる旬の魚があります!今回はそんな梅雨時期に美味しい旬の魚を紹介していきたいと思います。
●梅雨時期が旬といわれる魚たち
旬のものは美味しいです。理由はいろいろとあり産卵期を迎える魚は栄養を蓄えようとするので脂がのってくる時期に獲れるので美味しくなります。プランクトンの量も増え栄養を蓄えようとした時に十分に栄養が取れるのも要因としてあります。また「梅雨の水を飲む魚」と梅雨時期に脂がのっている魚のことをこのように呼ぶこともあるそうです。実際に雨水を飲んで育つわけではないと思いますが、雨で山から流れ込む養分をプランクトンが摂取してそのプランクトンを食べることを表現しているのだと思います。
梅雨時期が旬の魚
・鮎
・鱚(キス)
・トビウオ
・マアジ
・鱧(ハモ)
・いわし
・イサキなど
このようにいろいとありますが、この中でおすすめしたい魚をいくつか紹介していきたいと思います。
梅雨におすすめ①「いわし」
この時期に水揚げされるいわしを「入梅いわし」と呼ぶことがあります。この時期のいわしは、1年の中でも特に脂がのっていて好んで食べられます。ただ以前ニュースでも取り上げられましたがここ7~8年は、いわしが全く獲れなくなってしまい大衆魚だったいわしがいつのまにか高級魚なんて呼ばれるようになってしまいました。しかし!【朗報です!】ここ最近では、いわしの漁獲量も戻ってきており、飲食店や食卓でも再び、いわしが食べられる機会が増えると思います。
梅雨におすすめ②「マアジ」
マアジも5月~7月が旬で特に梅雨の時期は一番脂がのっています。刺身でも焼き魚でも美味しいマアジですが、釣りでもこの時期のマアジは、釣りごたえのある重量感で楽しまれる方が多いです。余談ですがマアジは、船上ですぐに氷水で締めて、港に到着次第、工場で血抜きをして、中骨を取り手早く捌き、電解水で臭みを洗い流し真空状態でしっかりと温度管理をして輸送されます。今の輸送技術ですと生臭さもなく美味しく食べられるので脂がのったこの時期に新鮮なマアジを食べられます。
梅雨におすすめ③「イサキ」
そして最後にイサキです。イサキも年中食べられる魚ですが、梅雨の時期が脂ののりも良くこの時期が旬になります。釣りの世界では、「梅雨イサキ」という言葉があるぐらい人気の魚でマアジとともに梅雨の時期に狙う魚だそうです。一説には、梅雨のイサキは鯛より美味しいと言われるぐらいの美味しさで侮れない魚なのです。
梅雨時期に美味しい旬の寿司
鮮度が命の鮮魚たちですが、実は梅雨の時期は、海のプランクトンが豊富になり産卵期を迎える魚たちも増えて美味しい時期でもあります。そして輸送技術の発達で水揚げ後の素早い処理と冷凍技術で鮮度が良い魚が食べることができます。梅雨の時期はジメジメして気分が晴れないこともあると思いますが、脂がのって美味しいお寿司を食べて気分をスカッとさせてください。ぐるめ亭でも旬の素材を使ったメニューをご用意しております。ぜひ、ご利用ください!
いわしの握り
足のはやいいわしですが、北海道から直送で鮮度抜群のいわしをお召し上がりください。
マアジの握り
マアジは長崎五島列島から直送で届きます。自然が多く残る地域で日本の漁場の中でも最も魚影が濃い海域で育った元気で新鮮なマアジをお召し上がりください!
イサキの握り
通年食べられるイサキですが、梅雨イサキは鯛より美味しいいと言われています。この時期の脂がのったイサキをぜひ、お召し上がりください!
ジメジメした梅雨の時期ですが、魚たちはこの時期に栄養を蓄えて丸々と脂がのって美味しいです。
この時期に美味しい旬をぜひ、店内・テイクアウト・出前でお召し上がりください。
(出前をしている店舗は、鶴見岸谷店・藤沢長後店・西谷店になります。)