横浜・藤沢市の回転寿司ぐるめ亭。産地直送鮮魚を取り揃えてます

あん肝とは?栄養と食べ方について解説!

あん肝とは

今回は、この時期に食べる機会が増えてくる、酒の肴としても食べられる、あん肝についてご説明をしていきたいと思います。

●あん肝とは何?

先ずは基本的な事になりますが、「あん肝」とは、あんこうの肝臓になります。

 

あんこうは、体長が1m前後で全体が褐色で頭が大きく皮膚はヌルっとした感じで柔らかいです。太っているように見える姿から、暗愚魚(あんぐうお)が徐々に変化をして、あんこうと呼ばれるようになったそうです。

 

あんこうは、骨以外に捨てるところが無いといわれるぐらい、コラーゲンたっぷりの皮やヒレ、エラ、卵巣、胃など、ほぼ全ての部分が食べられます。あんこう鍋はあんこうの全てを食べることが出来ます。

 

その中でも珍味としてお酒好きの方に特に好まれているのが「あん肝」です。あんこうは深海魚で餌が少ない環境で育っています。栄養を十分に得られない環境で体内に脂肪を蓄え限られた条件で生息をしています。そのような状態で肝臓に脂肪を蓄えているので「あん肝」は、濃厚でまろやかで上質な味わいとなって美味しく食べられます。

あんこう
あん肝

●あん肝の栄養価は?

あん肝の栄養は、たんぱく質が豊富に含まれております。カルシウムの吸収を良くするビタミンDが豊富で骨の形成などに役立ちます。カルシウムの多い青魚系と一緒に食べるとより効果的だと思います。またビタミンB2も豊富でエネルギー代謝を高め疲労回復の効果もあるとされています。その他にビタミンB12も含まれており、ビタミンB2同様に疲れ気味や貧血気味な方にはおすすめです。

 

一方で効率的に栄養を体内に蓄えなければならない為に、肝臓は脂質やカロリーが高いです。食べ過ぎてしまうと脂質やカロリー過多で体には、あまり良くないので食べ過ぎには注意する必要があります。またビールにも含まれているプリン体が「あん肝」にも含まれているので尿酸値が高い方は、控えた方が良いかもしれません。

あんこうの栄養素はビタミン類

●あん肝の食べ方

あん肝が美味しく食べられるのは、あん肝ポン酢だと思います。あんこう鍋にも入っていますが、その際もポン酢しょうゆで食べるのが一般的です。

 

あん肝には、酸味が良く合います。

おすすめの「あん肝」を握りでどうぞ

ここでは、ぐるめ亭でお召し上がりになれるあん肝のメニューをご紹介していきます。

●あん肝を軍艦でおすすめです!

ぽん酢・もみじおろしの酸味と辛みをアクセントにあん肝を楽しめます。

●冬の軍艦を3種盛で「冬の三貫王」

瀬戸内産の蒸し牡蠣とサーモンといくらの握りと一緒にあん肝もお楽しみいただける旬の三種盛の「冬の三貫王」です。この一皿で冬の旬を感じられるといっても過言ではないと思います。

今回は「あん肝」を取り上げてみましたが、日本の四季は、日本の食文化を発展させてきたと思います。そして冬に美味しく食べられる旬の食材は、風情を感じながら栄養分も豊富に得られます。寿司には、そんな文化を楽しめる要素があります。この冬は、ぐるめ亭の寿司でお楽しみいただければと思います。