1. はじめに
寒ブリとは?
寒ブリとは、11月から2月上旬にかけて水揚げされる、脂の乗ったブリのことを寒ブリと呼びます。ブリは、北西太平洋に生息する回遊性の大型肉食魚です。夏は北海道の北方海域で過ごし、冬になると南下して日本海や瀬戸内海で産卵します。産卵のために脂を蓄えた寒ブリは、身が締まり、脂がのっていて、とても美味しいとされています。
*寒ブリの旬は?
寒ブリの旬は、その名前の通り寒い時期が旬になります。産卵のために脂を蓄え、その美味しさのピークを迎える12月から2月上旬です。寒ブリの有名産地としては、石川県の能登半島、富山県の氷見、山口県の下関などが挙げられます。これらの地域では、寒ブリの漁獲や加工が盛んに行われ脂の乗った寒ブリが楽しめます。
寒ブリの特徴?
寒ブリは、ブリの一種で、冬に産卵のために脂を蓄えたものです。身が締まり、脂がのっていて、濃厚な旨味ととろけるような食感が特徴です。旬である12月から2月上旬の時期は、寒ブリの美味しさのピークを迎えます。寒ブリの美味しさの秘密は、産卵のために蓄えた脂にあります。寒ブリの脂は、白身魚特有の青臭さやクセを消し、濃厚な旨味を与えます。また、脂の融点が低いため、口の中でとろけるような食感を楽しむことができるので焼き物にしても美味しいです。また寒ブリは、高級魚として知られています。その理由は、寒ブリの美味しさに加え、漁獲量が限られているためです。寒ブリの漁獲量は、近年減少傾向にあり、希少価値が高まっています。
2. 寒ブリの旬の時期は?
寒ブリの旬の時期はいつからいつまでか?
上記でも記載していますが、寒ブリの旬の時期は、12月から1月が旬のピークであり、2月上旬まで美味しく食べることができます。
3. 寒ブリの旬の食べ方
寒ブリの旬の時期におすすめの食べ方
旬の時期に食べる寒ブリの美味しい食べ方には、以下のようなものがあります。
刺身
シンプルですが、この時期の寒ブリは脂の乗りがよく、甘みと旨味が凝縮された刺身は、寒ブリの代表的な食べ方です。新鮮な寒ブリなら、生姜やわさびを添えてシンプルに味わうのがおすすめです。
塩焼き
シンプルに塩で味付けした塩焼きも、寒ブリの旨味を堪能できるメニューです。脂が乗ったこの時期だからこその一品で、ほっくりと焼き上がった身からは、口の中でとろけるような脂の甘みが広がります。
ぶりしゃぶ
薄切りにした寒ブリを、熱々の出汁にくぐらせて食べる所謂、ブリしゃぶです。脂がほどよく落ちて、さっぱりと食べられて絶品です。
照り焼き
甘辛いタレが絡んだ照り焼きも、寒ブリの定番メニューです。ご飯のおかずやお酒のおつまみにもぴったりです。
ブリ大根
ブリの旨味がたっぷり染み込んだブリ大根も、冬の定番料理です。寒ブリの旨味と大根の甘みが絶妙にマッチして和食好きには特に堪らない一品になります。ブリ寿司
寒ブリをたっぷり使ったブリ寿司も、贅沢な一品です。新鮮な寒ブリの味と香りを存分に楽しめます。
ぐるめ亭の寒ブリの旬の握り
ぐるめ亭では、この時期旬の寒ブリを握りでお出ししております。寒い時期だけの楽しみ寒ブリをお楽しみください。
また冬の創作寿司にもございます軽く湯通しをしたぶりしゃぶ握りもご用意しております。
その他にも、こちらも脂が乗ったのどぐろ塩炙り、寒ブリに引けを取らない牡蠣、あん肝、蟹がお楽しみいただける冬の三貫王など、この時期旬の握りをご用意してお待ちしております。