横浜・藤沢市の回転寿司ぐるめ亭。産地直送鮮魚を取り揃えてます

意外と知られていない白魚とはどんな魚?

白魚

今回は春の時期におすすめをしたい「白魚」を取り上げたいと思います。白魚について意外とご存じない方もいらっしゃるのではないのでしょうか?白魚のことをもっと知ることで食べたときに食文化の深さも感じながら美味しくお召し上がりください。

シラスと間違えられやすい白魚!?

白くて半透明な小さい魚をみて全てシラスとだと思われている方もいらっしゃると思います。シラスはイワシやウナギなどの白くて半透明な稚魚に対して用いられる総称のことを言います。そして世間一般でよくスーパーなどでも見ることができるシラス干しは、カタクチイワシやマイワシの稚魚です。ちなみにシラスの獲れる時期は、神奈川県では4月~6月の春と7月以降の夏秋漁期とがありますが、元旦~3月10日は禁漁の時期となっています。

一方で白魚は、稚魚ではなく成魚になります。シラウオはキュウリウオ目シラウオ科に属する魚でシシャモ・ワカサギなどと同じキュウリウオ目に分類されます。

白魚の旬は?生態を知りましょう!

白魚は地域によって旬の時期が若干異なりますが、一般的な旬としては2月~4月ごとが旬の時期と言われています。体は細長く、尾びれに向かって太くなり尾びれの前で再度、細くなる楔形の形をしており全長は約8㎝程度まで大きくなるそうですが、食べる場合は5cmぐらいの大きさが食べられることが多いです。白魚は半透明で背骨や内臓が透けて見え、目が小さく口が大きいのが特徴です。白魚の漁獲量が多い地域は北海道から九州沿岸まで広い範囲で漁獲されていますが、その中で青森県が1番の漁獲量を誇り、その次に茨城県で次に島根県となっています。白魚は河川がある内湾や汽水湖などでよくみられる魚でしたが、埋め立てなどでその姿を見掛ける機会が少なくなり、漁獲量自体も少なくなっています。

白魚を美味しく食べられる方法は?

白魚を美味しく食べられる方法は、天麩羅や釜揚げなどで食べたり、卵とじや地域によっては佃煮や煮干しなどにして食たりする地域もあるそうです。ですが旬の時期に美味しく食べる方法は、やはり刺身や寿司などフレッシュなものを食べるのが一番だと思います。

また、白魚は小さいので栄養素として謳いづらいですが、骨ごと全部食べられるのでカルシウムが摂取出来ます。その他にもマグネシウムやビタミンAなども摂取出来ます。

白魚卵とじ

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