今が旬の牡蠣ですが、ぐるめ亭では瀬戸内産の牡蠣を取り扱っております。環境改善に取り組み養殖技術に輸送技術の発達で皆さまに美味しい牡蠣をご提供できております。そのような内容を書いておりますので参考にしてみて下さい。
瀬戸内産の牡蠣はなぜ美味しいの?
瀬戸内のエリアは一般的に山陽の山口県、広島県、岡山県、兵庫県の播州地方と四国の香川県と愛媛県のエリアを主に指します。森、川から海へと自然豊かな環境は、植物プランクトンや海藻は光合成をし、海の生物の餌となり豊富な栄養を摂る海の生き物たちの成長を助けます。そのような海の環境は400以上の魚の種類が生息しており、魚以外にも貝やカニなども生息をしています。1970年代以降に海水中の窒素やりんの濃度が過剰となる富栄養化が進行して赤潮が問題になっている瀬戸内ですが、環境改善に取り組み近年では、大きく水質は改善されましたが、窒素やりんの濃度が影響して魚介類の漁獲量が減少したそうです。原因としては、水質改善が進んだ一方でプランクトンの餌となる成分が減少し魚も栄養が取れずに減少したと考えられます。そこで2004年から瀬戸内の水質改善を改めて行い、水質を管理することで瀬戸内の環境改善に取り組んでいます。
養殖で管理された牡蠣が流通しています。
日本人には魚介類が切っても切り離せない食文化ですが、海に囲まれた日本では、養殖文化が進んでいます。水質管理された瀬戸内と養殖技術でプランクトンが豊富な環境と大きくなる頃雑菌の少ない海域に移動させ、成長しやすい環境を与えることで身が大きくクリーミーな牡蠣が食べられようになりました。新鮮な牡蠣は素早く流通され、新鮮な状態で食べられるようになるのです。ただそれでもノロウイルスのリスクもあるので、ぐるめ亭では蒸し牡蠣の状態で店頭にお出ししています。
以前のブログでも書きましたが、蒸すことによるメリットとして安全性はもちろんですが、栄養が凝縮され牡蠣がふっくらとした状態で食べられるということです。風味も損なわれず美味しさも感じられることがメリットです。また過熱をすることで牡蠣のもっとも含まれている栄養素の亜鉛や鉄分が増加することもわかっています。
参考:牡蠣は加熱で栄養素が少なくなるの?それでも豊富な牡蠣の栄養素!
今年も牡蠣の美味しい時期がやってきました。
ぐるめ亭では、瀬戸内産の牡蠣をご用意いしております。牡蠣は「石花(せっか)」とも呼ばれており、海の岩石に咲くように見えることからそう呼ばれています。寒く厳しい冬に海に広がる牡蠣の花畑。ふっくらと身がクリーミーな美味しさを存分に味わってください。
蒸し牡蠣軍艦
ふっくら瀬戸内産の牡蠣をもみじおろしとネギそしてポン酢を少し垂らしてお楽しみください。
蒸し牡蠣おつまみ
瀬戸内産の牡蠣だけで食べられるメニューです。辛口の日本酒やハイボールのおつまみとしてお召し上がりください。
特大牡蠣フライ
寿司ネタでお出しできる新鮮な状態の牡蠣をカキフライでお出し致します。鮮度の良い牡蠣フライを食べられるのは、ぐるめ亭だからお楽しみいただけるメニューです。
冬は鮮魚が美味しい季節です。その他にも「炙りさんま」「生たらこパリパリ手巻き」「漬け赤えび柚子風味」など秋の旬盛りも一緒にどうぞ!