これから寒くなるにつれて美味しくなるのが牡蠣。牡蠣にはいろいろなレシピがありますが美味しい食べ方や酒のつまみとしてどんなお酒と合うかをご紹介していきます。あくまでも好みは人それぞれですのでお好きな食べ方、お酒の合わせ方を探してみて下さい。
●牡蠣の旬はいつから?
以前の記事でも書いてみましたが「牡蠣」には大きく分類して2種類あり1つは、「岩牡蠣」でこの岩牡蠣は夏場が旬になり食べられる牡蠣になります。岩場の深いところにいて外敵から身を守る為に殻もゴツゴツして厚みがあります。ゴツゴツして厚みがある分、身も大きくボリューム感があります。もう1つは「真牡蠣」です。もっとも流通されているのが真牡蠣で一般的に牡蠣をイメージされる場合、この真牡蠣をイメージされる方も多いと思います。海のミルクと言われるほど栄養分が豊富でクリーミーな味わいが特徴です。養殖技術の発達で要職でもクリーミーな味わいにコクなども加わるなど繊細な味わいを追求して多様なニーズに合わせて天然物を超える味が楽しめるようになりましたが産卵時期を迎える冬の時期は栄養を蓄えるので特に美味しい時期になってきます。この時期は真牡蠣が美味しい季節です。
●牡蠣にレモンが添えられる理由をご存じですか?
牡蠣は生食だとポン酢などが美味しいですが、レモンも欠かせませんね。なぜ牡蠣にはレモンなのでしょうか?牡蠣にレモンをかける理由としてあげられるのが食の安全です。近年では養殖技術の向上や流通技術の発達で所謂、牡蠣にあたることは昔よりリスクは低くなっていると思いますが昔はもっとリスクが高かったのでレモンをかけて食べることが一般的でした。レモンは殺菌作用があり食べるだけでなく手についた菌などにも有効だそうでそれが理由で備え付けにレモンが欠かせないそうです。
また海のミルクと言われている牡蠣は、ビタミンB1・B2・B12などのビタミン類を筆頭に亜鉛、鉄分、ミネラル、アミノ酸、タウリン、グリコーゲンなどの豊富な栄養分が含まれています。これだけでも十分に栄養がありますが、レモンは皆さんご存じだと思いますがビタミンCが豊富で牡蠣にレモンをかけるとそのビタミンCが体内への鉄分吸収力がアップします。牡蠣は100g食べると一日の栄養分が摂れるともいわれているのですが、レモンをかけるとさらに鉄分吸収アップに貢献してくれます。さらに加熱をすると「亜鉛」や「鉄分」などは、逆に増加する傾向にあり牡蠣フライにしてレモンをかけると栄養分がMAXで摂取できるのです。抗酸化作用でアンチエイジングや生活習慣病の予防にも期待でき、免疫力の向上や鉄分の吸収で子供から大人まで健康増進や成長に欠かせません!
●牡蠣を使った料理と言えば…
栄養価も高い牡蠣のレシピはいろいろありますよね。まずは牡蠣フライ片栗粉でコーティングすると縮こまることなくふっくらの状態で食べられます。もちろん栄養も包み込み、加熱することで亜鉛と鉄分が増えてこれから寒くなる時期に免疫力アップにぜひ食べたい一品です。そして牡蠣鍋。野菜などと一緒に鍋に入れたらポン酢などで食べると牡蠣の美味しさが凝縮されて間違いありません。その他に牡蠣グラタンやお酒のつまみには、牡蠣のオイル漬けがおすすめです。オリーブオイルなどで加熱するとこちらも旨味が凝縮されオリーブオイルの抗酸化作用が若返り効果や生活習慣病の予防にも作用するので健康にも良いです!ぜひご自宅でもお試しください。
●牡蠣と一緒にハイボールを!
最後にぐるめ亭では、この時期に牡蠣の握りや牡蠣フライなどご用意しております。この時期、ご用意している牡蠣のメニュー蒸し牡蠣の軍艦、蒸し牡蠣おつまみ、特大牡蠣フライです。牡蠣はビールでもスパークリングワインなども合い酒のつまみには持って来いのメニューです。寿司屋の視点で牡蠣と一緒におすすめしたいお酒をご紹介していきたいと思います。
【ハイボールには牡蠣フライ】
牡蠣にウイスキーは合います。特大牡蠣フライならハイボールです!揚げ物にハイボールと聞いただけで合いますよね!
牡蠣の磯の香りにハイボールのウイスキーの香りは重ね合わさると相乗効果で最高に美味しいです。
【日本酒の辛口で牡蠣の軍艦】
最後に蒸し牡蠣軍艦と蒸し牡蠣おつまみには辛口の日本酒がおすすめです。寿司や魚介類にはスッキリとした辛口が合います。メニューによってお酒を変えてみるのも良いと思います。