今回は、サーモンについて書きました。寿司ネタの中でも人気のサーモン。そんなサーモンの意外と知らない事実がわかります。ぜひご覧ください。
●サーモンと鮭は同じ魚なの?
鮭は英語で、Salmon(サーモン)と言います。だからサーモンと鮭は、同じ魚なのです。ですが、当店でもお出ししているサーモンは、生でもお召し上がりいただけます。しかし、鮭は火を通さないと食べられません。同じ魚なのに食べられる方法が、違うのは不思議ですよね…
実は、日本で流通しているサーモンは「トラウトサーモン」という名前のサーモンが多く、このトラウトサーモンは、鮭とは異なる魚なのです。見た目も同じようで違いが分かりづらい魚なのですが違う魚?謎ですね…
トラウトサーモンは、鮭ではなく食べることを目的として養殖されたニジマスのことをトラウトサーモンと呼ぶのです。本来、ニジマスは川に生息して淡水に生息する魚ですが、トラウトサーモンは海で養殖されたものを言います。トラウトサーモンは魚の正式の名称ではなく養殖で流通されるための商品名だそうです。トラウトとは、ニジマスを英語では、Rainbow trout(レインボートラウト)と言います。鮭のように遡河回遊魚のように海で養殖して育ったのでSalmon(サーモン)と表現してトラウトサーモンとう名前になったようです。その他にもアトランティックサーモン、キングサーモンなどの種類もありますが、どれも養殖されています。ちなみにアトランティックサーモンは、北大西洋海域に多く生息している鮭の一種で、ノルウェーで養殖されているものが多いです。キングサーモン、別名「マスノスケ」と呼ばれており冷水を好み、アラスカなど寒いエリアで養殖されているそうです。また鱒の王様と言われるほど脂がのっています。
●サーモンの旬は?
サーモンの旬は、前述でも申し上げた通り、トラウトサーモン、アトランティックサーモン、キングサーモンは養殖されているので一年中、食べられます。とは言っても産卵から成長していく過程で脂がのっておいしい時期はあるようです。例えば、トラウトサーモンは、6月から8月が、脂ものっておいしい時期とされています。キングサーモンも4月から6月ごろが、脂がのって美味しいです。アトランティックサーモンに関しては、年間通して食べられます。
●サーモンの栄養は?
・アスタキサンチン
アスタキサンチンとは、サーモンのアレンジ色の色素成分で抗酸化作用のある成分が含有しています。主に眼精疲労や動脈硬化などにも良いとされています。お肌にも良いとされているので女性には嬉しい成分が含まれています。サーモンは、オレンジ色をしていますが実は、種類としては白身魚なのです。
・オメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸は、アレルギー原因物質を抑制したり血圧を下げたり、血栓予防があるとされています。また炎症を和らげてくれる作用もあるそうなので運動後に接収するのも有効だそうです。
・ビタミンD
ビタミンDは本来、日光を浴びて皮膚で合成され作られる成分なのですが、最近では、外出する機会が減ってきている場合などに摂取すると有効です。免疫力を高めてくれ健康を促進してくれます。今の流行り風邪には、免疫力アップに一番効果があるとも言われています。食生活でも摂り入れたいですね。
・カリウム
カリウムは、むくみ改善や高血圧予防にも良いとされています。摂りすぎてしまった塩分を排出してくれるなどの効果があるとされています。
・たんぱく質
魚のたんぱく質は、体に良いとされています。その中でサーモンもたんぱく質が豊富に含まれています。成長期なら身体の筋肉や骨の成長を助けてくれ、成人になれば体の健康維持に役立ちます。
このようにサーモンの栄養素は豊富です。回転寿司店では、まぐろよりサーモンの方が、人気がある言われている店もある程、今では人気の寿司のネタになっています。健康面でも栄養価が高く人気、実力とも間違いないメニューになっています。
●ぐるめ亭でも、そんなサーモンメニューを豊富にご用意しております。
・サーモン三種
ノーマルのサーモンの握りといくらと一緒になった軍艦にとろしゃぶにしたサーモンと3つの顔を持った面白い三種盛りです。
・とろしゃぶサーモン
さっと湯通ししたサーモンをおろしポン酢でさっぱりとお召し上がりいただけます。
・サーモン軍艦
細切れにしたサーモンをパリッとした海苔で巻いた軍艦は、いろんな食感をお楽しみいただけます。
・大とろサーモン
名前の通り、サーモンのトロです。サーモンの一番いいところをお召し上がりください。
・炙りマヨサーモン
ぐるめ亭で人気の炙り寿司シリーズの中でも人気があるサーモンとマヨネーズを炙って香ばしい風味でお楽しみいただけます。
・炙りサーモン
こちらもぐるめ亭で人気の炙り寿司。炙ったサーモンの香ばしさを堪能したい方におすすめの握りです。