桜鯛が美味しい季節です。そこで今回は、桜鯛をテーマとして書いてみました。鯛と言えば塩焼きで食べるのが美味しいですが、ぐるめ亭は寿司でもっとも美味しく食べられる方法を考えました。その前に桜鯛について、ご一読ください。
1. 桜鯛とは
桜鯛と真鯛は何が違うのでしょうか?まず桜鯛ですが、旬の時期はこの次にご説明をするとして桜鯛は、体が桜色をして尚且つ桜の花びらのような模様に見える斑点がある姿から桜鯛と言われるようになりました。特に産卵期の前になると鮮やかな桜色になり桜鯛と呼ばれるようになります。一方、真鯛は…実は同じ種類の鯛なのです。時期によって色味が変わり呼び方が変わるのです。日本では昔から食と季節とが密接に関係する文化があります。日本の春夏秋冬がどのような文化を生んだのでしょう。今では通年、食べられるものが多くなりましたが、本来はその季節になると栄養価が高く美味しくなるものを食べるとい習慣がありました。そのような食文化から生まれたのが桜鯛というネーミングだったのかもしれません。
2.桜鯛は塩焼きが美味しい?
鯛はお祝いの席でも食べられますよね。鯛の尾頭付きは、頭から尾までを焼いて食べますが、最初から最後まで全うするという意味で長寿を願う意味で食べられます。鯛は長寿の象徴でもあるのでそのような意味でもおめでたい席で食べられます。長いと40年も生きたという話もあります。そんな鯛は、白身魚は焼いて食べると香ばしい香りがして旨味も増しますが、塩焼きにすると鯛のきめ細かい身がふっくらと程よい塩味で美味しいですよね。美味しく食べるには、温かいうちに食べるのがポイントです。
春先に食べる鯛も同様、塩焼きで美味しく食べることが出来ます。3月~6月の産卵期になると栄養を蓄えるために脂が乗っています。それ故に桜鯛を塩焼きにして食べると他の時期と比較しても脂分が豊富でさっぱりした白身魚の中でも美味しく食べられます。
3. 桜鯛は寿司にして岩塩炙りがおすすめ!
ぐるめ亭では、塩焼きではなく軽く炙って香ばしさを感じながら寿司としても美味しく食べられるようにメニューをご用意しております。その他にも桜鯛をお楽しみいただけるメニューもご用意しているので併せてご紹介していきたいと思います。
おすすめは「桜鯛岩塩炙り」
桜の季節に旬を迎える桜鯛。産卵期を迎える桜鯛は脂が乗って炙るほどに炙り香ばしさが増します。そこに岩塩を少しふりかけて香ばしさと旨味が加わることで更に美味しさが増します。お好みに合わせてレモンをひと絞りすると、さらに口の中で塩味、酸味、香ばしさと旨味の要素がMAXでお楽しみいただけます。
桜鯛棒寿司
棒寿司または押し寿司と言えば鯖や鱒、穴子などが一般的ですが、ぐるめ亭では桜鯛を棒寿司にしてみました。身がしっかりしている桜鯛だからこそできる一品です。桜鯛を楽しめると思います。
桜鯛桜香風
桜の季節に輝く桜鯛を自家製だれに漬け込んでお召し上がりいただけます。この自家製だれですがほんのりと桜の香りを移したタレなのでひと手間掛けたたれになります。こちらも是非、お楽しみください。
ぐるめ亭は、四季を感じられる旬の魚をご用意しております。また、その日に獲れた定番のメニューにない魚も入荷しています。その日に食べられる魚もご来店いただいてからのお楽しみです。季節を楽しみ旬の味を楽しむ。寿司屋の基本を大事にお客様にお喜びいただけるメニューを毎日、ご用意してお待ちしおります。お客様のご来店心よりお待ち申し上げております。